この発信機の主な仕様とポイント
商品概要
仕掛けてスイッチを入れると周囲の音声を電波で発信。
本品を会話を聞きたい部屋に仕掛け、仕掛けた場所から電波到達距離の範囲内の場所で盗聴器用受信機を使用して会話の電波を受信すると音声を聞く事ができます。
ボールペンとしても使用可能なので隠す必要がなく、自然に部屋に溶け込むでしょう。
仕様
商品番号 | :KPK-300 |
商品名 | :会話用盗聴器 |
使用電波 | :UHF(A・B・C・の内、1波) |
受信可能距離 | :最大30〜100m |
アンテナ | :共振型平面ヘリカルアンテナ内蔵 |
電源 | :電池 |
電池 | :酸化銀電池 SR48W × 2個 |
電池寿命 | :約6時間(連続使用) :約12時間(断続使用) |
寸法 | :直径14mm × 長さ132mm |
重量 | :20g |
使用例
ペンケースの中に入れておく
胸ポケットに入れておく
カバンのポケットに入れておく
机のすみに置いておく
その他状況に合わせ、出来るだけ目立たず会話に近い場所に設置して下さい。
使用説明
1.使用準備
ボールペンのキャップを引っ張って外し、ペン先と本体をネジって緩めていき、外します。外したペン先内部に電池スペースがあります。そこに電池(酸化銀電池SR-48W)を2個、+が奥になるように重ねて入れます。
電池を入れたら、緩めて外した本体を元通りにネジ込みます。
2.使用方法
ボールペンの先端部と本体の、ねじ込み部が電源スイッチになっています。
電池装着後、本体を先端部にねじ込む時、最後まで完全にねじ込むとスイッチがオンになり電波を発信します。
完全にねじ込んだ状態から本体を半回転程緩めるとスイッチがOFFの状態になり、電波の発信を停止します。
3.会話を聞く
仕掛けた場所から30〜100m以内の場所で、専用受信機(KUR-400など)を使用して会話の電波を受信すると、会話を聞く事ができます。
使用する電波
この盗聴器はUHF-A〜Cバンドのいずれかを使用しています。
ご指定のない注文ではA〜Cのいずれかの製品を出荷しますが、ご希望により指定頂く事もできます。
※同じバンドの複数の盗聴器を互いの電波到達距離以内で同時に使用すると「混信」を招き、混信したバンドの音声が聞こえなくなります。狭い範囲内で複数の盗聴器を同時に使用する場合はバンドが重複しないよう注意が必要です。
この盗聴器が使用している周波数バンド
UHF-Aバンド 398.605MHz(メガヘルツ)
UHF-Bバンド 399.455MHz(メガヘルツ)
UHF-Cバンド 399.030MHz(メガヘルツ)
受信した内容の記録(録音)について
当店では傍受した会話の録音を推奨します。
傍受している最中に会話がはっきりと聞き取れなかった場合、録音しておけば聞き直しが可能です。
また、聞いた内容を記録として残す事ができます。
録音機は小型軽量で長時間の録音が可能なデジタルボイスレコーダーをお奨めします。
デジタルボイスレコーダーは自動録音が可能で録音容量を有効に活用できます。
注意点
※受信機にはUHF-A・B・C専用受信機KUR-400をご使用下さい。
(多機能受信機では著しく受信可能距離が低下します)
※電波到達距離は見通し距離なので構造物などの障害物で数割程縮まる事があります。
※マイクの感度は人の耳とほぼ同じレベルなので、極端に小さな音声は聞き取れない場合があります。
※磁石を本体に取付けたりしないで下さい。電波出力が極端に悪くなります。その後外しても再調整しないと元には戻りません。
※電池の極性は絶対間違えないように注意して下さい。間違えたままスイッチをONにすると内部の機器が破損し、発煙の危険があります。