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防犯カメラと看板相乗効果

2009年09月26日

盗撮や痴漢の被害が相次いでいた横浜市中区山手町の横浜山手女子中学・高等学校の通学路に、防犯カメラと「防犯カメラ設置中」と記した看板を昨年11月に設置して以降、被害がなかったと、山手署が20日、発表した。同署員らは同日、新しい看板5枚を電柱などに付け替えた。

 発表によると、通学路は、JR石川町駅から同校まで約360メートル。住宅に囲まれた狭い坂道や階段が続き、盗撮や痴漢の被害が、昨年6、7月だけで約10件続いた。同8月、盗撮容疑で逮捕された男は「人目もなく、盗撮や痴漢がしやすいとマニアの間で有名だった」と供述。同署は同11月、伊勢佐木署や地元自治会、防犯ボランティアらと共同で、防犯カメラ5台と「防犯カメラ設置中」の看板5枚を設置した。

 同校の田中好一校長は「被害ゼロという結果に、防犯カメラの力の大きさを感じる。生徒や父母も安心している」と話した。山手署幹部は「これを成功例に、被害の多い地域で民間と協力して防犯カメラを使った防犯体制を確立したい」としている。

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